ヒマワリ畑とバイキンマンの案山子
石垣島も春から初夏へと移り変わる4月下旬〜5月上旬。海遊びはもちろんですが、この時期だけの特別な景色を楽しめるスポットがあります。
それが、石垣島北部の新川(あらかわ)・奈良佐(ならさ)地区に現れる約4,000平方メートルのひまわり畑です。
毎年場所が少しずつ変わるため「知る人ぞ知る」スポットでしたが、2026年は過去一番と言っていいほどの当たり年。
今回は、2児の父である地元ライターが、今年ならではの見どころや、子連れで訪れる際の注意点(トイレ事情やミツバチなど)をまとめてご紹介します。
パレットを積んだ展望台からのヒマワリ畑と海
このひまわり畑は、観光地として整備されたものではなく、サトウキビの収穫後に赤土が海へ流出するのを防ぐ「裸地対策(緑肥)」として植えられているものです。
所有者の方の「観光や平和の一助になれば」というご厚意で、花が咲く時期だけ楽しませていただいています。
パレットを積んだ展望台
毎年、道路のどちら側にひまわりが咲くかで鑑賞のしやすさが変わります。
嬉しいことに、2026年は鑑賞スポットが畑の東・南側に位置しているため、ひまわりがしっかりこちらを向いてくれています。
今年初めて手作りの「パレットを積んだ簡易展望台」が設置されました。少し高い位置から畑を見下ろせるため、手前に一面のひまわり、その奥にエメラルドグリーンの海と竹富島などの離島を一枚の画に収めることができます。
ひまわりは東から南を向いて咲く性質があるため、青空と一緒に鮮やかな写真を撮りたいなら午前中からお昼過ぎまでがおすすめです。順光で綺麗な黄色が映えます。
夕方になるとひまわりに対して逆光になってしまいますが、海に沈むサンセットとのシルエットも非常にドラマチックなので、時間帯によって違った表情を楽しめます。
うまく撮れたヒマワリ畑
奈良佐地区は、市街地から車で15分ほど。具体的な目印としては、「あやぱにボウル」から人気ジェラート店「石垣島ミルミル本舗」へ向かう市道(皆宿線)沿い、ホテル「グランヴィリオリゾート石垣島」の北側高台あたりに位置します。
ナビで地区名だけを検索してもヒットしづらいので、ミルミル本舗へ向かう途中で見つけるのが分かりやすいです。
専用の駐車場はありません。満開の時期は地元の新聞やニュースでも紹介されるため、見学者の車で混雑します。
ヒマワリ畑と道路の混雑
見学時は路肩に寄せて停めることになります。道幅があまり広くないため、すれ違う車に配慮してなるべく端に寄せるようにしてください。交差点や曲がり角、T字路の出口付近への駐車は事故の原因になるため避けてください。
観光施設ではないため、いくつか気をつけたいポイントがあります。
GWから5月にかけての石垣島は、ひまわり畑以外にも季節限定のイベントが重なります。
街中ではトックリキワタの実が弾けてフワフワの綿毛が舞い、飲食店や鮮魚店(さしみ屋)では近海で獲れた旬の「本マグロ」が並びます。
そして夜になると、日本最小クラスのホタル「ヤエヤマヒメボタル」が森の中で乱舞します。
ヤエヤマヒメボタルは日没直後の約30分間だけ一斉に発光する珍しいホタルで、4月〜5月上旬がまさにピーク。発光のタイミングや鑑賞場所が限られるため、確実に見たい方は現地のホタル鑑賞ツアーに参加するのがおすすめです。
お昼はひまわりと海に癒やされ、夜はホタルの光に包まれる、充実した1日を過ごせます。
お出かけ前にスクリーンショットで保存してお使いください。
| 場所 | 石垣市新川 奈良佐地区(あやぱにボウル〜ミルミル本舗間の市道沿い) |
|---|---|
| 営業時間 | 自由見学(外灯がないため日中推奨) |
| 駐車場 | なし(通行の妨げにならないよう路肩へ寄せて駐車) |
| 設備 | トイレ・自販機・雨避けの屋根などはいずれも無し |
| 見頃・混雑 | 4月下旬〜5月上旬。ピーク時は路駐で混み合うので注意。 |
| 注意事項 | ミツバチに注意。畑の中へは立ち入らないこと。 |
所有者の方の思いで保たれている美しい景色です。マナーを守って、石垣島の爽やかな初夏の風景を楽しんでください。